お茶のお点前が変わって

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炉のお点前に変化して、戸惑ってしまったということを先日書きました。
炉のお点前の季節になると点前座が斜めになって正客側に向く分、なんとなくほっこりとした雰囲気になります。
炉をお点前さんと客で囲んで暖をとる感じが暖かみを感じさせるんですよね。

反対に風炉のお点前はなんとなく風という感じが入っているからか爽やかな雰囲気。釜が上にあるために目線が高くなって気持ちもしゃっきりするからでしょうか。水と風を感じるお点前ですね。

炉のお点前になると目線も下になるせいか気持ちも内向きになる分、お点前の時にしんみりしてしまうことが多いです。

なので、今年も色々あったなあ、とか、先生の声がいつもより少し優しいなあ、とか、今日のお正客役はいつものあの人だなあとか、ちょっとしたことで涙腺が緩むことがあるんですよね。

森下典子さんの「日日是好日」でも茶室ではふとしたときに感情が揺さぶられる、ということが書いてありましたが、お茶のお稽古も2年目を迎えて、ちょっとは味わうということを覚えてきたのかもしれないなあ、と思います。

とはいえ、お茶はそうした気持ちの流れをただ感じているだけでいいので気が楽ですね。
時々音楽や映画や趣味などの話をすると「〇〇のどこが好きなの?」「××ってどこがそんなにいいかなあ?」と聞いてくる方がいらっしゃいますが(逆もいますね)、私はそういうの聞くのって野暮やなあと思ってしまうんですよね。
自分の感性に響いたか響かないか、だけでいいのではないでしょうか。

冬のお点前に切り替わり、年の瀬も近くなってきたので、なんだか今年あった色々を思い出して妙にしんみりとした気持ちになってしまいました。

もえ

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