キモノ警察について

お着物を着たときにキモノ警察に遭遇したこと、ありますか?

私は幸い見知らぬ御姉様方から帯をいきなり直された、ですとか、コーディネートや着方でケチをつけられたといった経験はありません。

ただ、時々知り合いの方から言われる言葉で、こういう言葉は時にキモノ警察と受け取られかねないなあと思うものはいくつかあります。

先日、10月下旬の出来事ですが、茶道のお稽古に小紋と白の単衣帯(八寸名古屋帯)を合わせて行きました。

白の帯ではありましたが、透け感のないざっくりとした風合いの織の帯ですので、袷の季節にも使うことができる帯かと思いますが、お稽古仲間の方に

「お着物素敵ですねー、でもこれ、夏帯じゃないですか?」

と水屋(お点前の準備をする給湯室のような場所)で他のお稽古仲間や先生にも聞こえる大きな声で話しかけられたときには正直困惑してしまいました。

もちろん悪気があっておっしゃっているわけではないのはわかりますし、普段仲良く一緒にお稽古をしている仲間ですので受け止めることはできましたが、これ、さほど仲良くない人や初対面の方から言われたらもっともっと不快に感じていただろうなと思います。

他にもセオアルファの単衣は6月から9月まで着ることができる素材なのですが、8月に着ていたときに「透けていない素材だからこれって今着るお着物じゃないですよね」とか、お稽古用に洗えるシルックのお着物を着ていったら「これ、化繊ですか?」とめちゃくちゃ袖を触られたということもありました。(それぞれ人や場所は異なりますが、ある程度お着物の知識をお持ちの方からのご意見でした)

お着物のお話ってできる人が限られてくるので、コーディネートのことや着付けの工夫のことを知ってる人と盛り上がるのってとても楽しいし、貴重なので、ついつい自分の感じていることを話してしまいがちなのですが、だからこそ言葉には気をつけないとな、と思います。

自分もきっと思いが重くなりすぎてよくわからないことを口走ってしまったりしているんだろうなーとお稽古の帰り道に心に決めました。

もえ

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