お稽古の着物
着付け教室に行くと時々聞かれるのが、お稽古のときのお着物はどうしているんですか、というもの。
私の場合はお稽古の時はいただいた着物やセオアルファ、シルック、木綿といった洗える素材のお着物にしています。
自分で買ったお着物はやはり、お着物の値段を知っているので、どうしてもお稽古で立ったり座ったりといった動作や膝行といって膝をついて滑る動きが多いので、シワシワになってしまうのが心配なんです。
お抹茶がついたり水屋でお茶わんや建水を洗うときに水やお湯がこぼれたらやだなーというのもあります。
ケチケチした理由ですみません。でも、やはりコツコツ貯めたお金で買ったり、夫に誕生日やクリスマスにプレゼントしてもらったりしたものは思い入れがありますので、お洒落着としてここぞ、という時に着たいんですよね。
来週のバレエの発表会の時には主人に結婚10周年でプレゼントしてもらった単衣を着て行こうと思っています。
そのうちセールの時にお稽古用にかわいい小紋を見つけられるといいなと思っています。
ちなみに帯はセールで時々買っています。着物より帯の方が買う時にテンション上がるので、帯が好きなのかもしれません。メルカリでもサイズとかあまり気にせず帯なら変えますものね。
とはいえ、お茶席用にそのうち色無地を誂えないといけないのですが、どうしても遊び着としての小紋や紬、お召などに目がいってしまい、ついつい色無地は後回しになってしまっています。。。
そんな話を呉服屋の方に言ったら「色無地は素材の良さがすぐにわかっちゃうからお茶席に行くための色無地はいいものを選ばないとダメよ」と言われてしまいました。
なんとなく礼装は時々しか着ないし、とけっちいことを考えていたので、釘を刺された形に。
色無地問題はまだまだ続きそうです。