細く長く、続けられるように

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最近ピアノをまた趣味で弾くようになったんですけど、基本を忘れてるからといってブルグミュラーとか、ツェルニーとかを最初練習していたんですけど、びっくりするくらいテンションが上がらなくって。
いつかショパンの「舟歌」を弾きたいと高すぎる目標を立てているのですが、まだまだ譜読みすらおぼつかないほどのレベルなので、昔やっていた練習曲をやっていたのですが、もう今となっては趣味でちょこちょこやっているだけなので、練習曲ってテンション上がらないんですよね。
なので、思い切ってショパンのワルツ集を引っ張り出してきてワルツで一番好きな9番の練習をしたらようやく毎日30分以上練習できるようになりました。

まあ、ピアノに関しては極端な例かもしれませんが、お着物も一緒かもしれないなと思います。
最初っからものすごいいいお着物やフォーマルでしか着ないような格の高いお着物を買っちゃうと、汚してしまわないか心配で着られない、そもそもカジュアルじゃないから普段着られない、みたいな事態に陥って結局タンスの肥やしに。
かといって、汚れてもいいと値段の低い、しかもあまり好きじゃないお着物だと今度は着るテンションにならない。もちろん好きになったお着物がお手頃価格だったら文句なしですが。
汚れてもいいというのが選ぶ基準だとしたらちょっと悲しすぎるかな〜と思うんですよね。

お着物はピアノと一緒で継続して着る習慣をつけないとせっかく着付けを覚えても忘れてしまったり、言葉では説明できない体の勘、感覚が失われてしまったりします。
なので、自分の生活の中でどのような格のお着物、価格帯のお着物、素材のお着物であれば着る機会が多いかというのを考える必要があります。

私は見るだけであれば紬が一番好きですが、やはり茶道のお稽古を考えると小紋や色無地などのやわらかものが使いやすいです。でも色無地だとちょっとマジメすぎるかな、という気がするので、小紋、しかも柄もちょっと遊びの入っているもの、といった感じで選びます。

木綿や化繊だと子供と近所に遊びにいくときには重宝しますが、銀座にランチ、子供の発表会などの時にはもう少しお洒落な感じのものが欲しい。

しかも家には着物タンスが1棹のみなので、そんなにたくさんは持つことはできません。木綿や化繊のお着物はお着物用のハンガーでクローゼットにしまっていますが。

お着物を続けるって、頭を使うんだなと最近になって改めて思いました。
最初の頃は早く一年を通して着られるようになりたいと、袷、単衣、薄物と急いで揃えた気がします。帯も通年使える博多の帯と式事用の華やかな袋帯とカジュアルな八寸帯。
急いで揃えてしまったので、今はもう少し、余裕を持って頭を使ってこれは使うのか?手持ちの帯や着物とコーディネートできるのか?この着物を着て出かけていくような機会は今の日常できちんとあるか?みたいなものを考えていきたいなと思いました。
呉服屋さんでこれいいですよいいですよと体に当ててもらえると、素晴らしいお品を身にまとった高揚感だけで決めてしまいそうになりますが、手元に来た時にきちんと活躍させてあげないとただの無用の長物になってしまいますからね。

もえ

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