着物を誂えてみたい!どんな感じ?

最終更新日

お着物生活をしている方、してみたい方の中には、いつか自分用にお着物を誂えたいと憧れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、私がお着物を誂えていただいたときのことを書いていきたいと思います。

初めてのお誂え体験記

お着物をはじめたとき、自分にぴったりの着物がありませんでした

初めて着るお着物が自分用に誂えたお着物、という方は今の時代珍しいですよね(成人式の振袖とかならいらっしゃるかもしれませんが)。きっと最初はお母様やご親戚の方からいただいたお着物をお召になる方が多いかと思います。

ただ、いただき着物は身丈(肩山から裾まで)や身幅(着物全体の幅)、裄丈(背縫いから袖口まで)などのサイズが自分のサイズと異なります。

身丈が異なるとおはしょりの長さを合わせるために腰紐の位置を調整する必要がありますし、身幅異なると長すぎれば着膨れした印象になり短すぎると動いているうちに裾が広がっていって気崩れしやすいです。裄丈は袖の長さなので見た目に直接響きます。

私もお着物をいくつかいただきましたが、身幅が足りなかったり裄丈が短かったりとジャストサイズのお着物はありませんでした。

着付教室をはじめた頃はいただいた着物の中で一番自分サイズに近いものを選んで着ていました。その着物は飛び柄の小紋で色も黄色系の柔らかいお色で上品だったので、お茶のお稽古に今でも着て行っています。

帯はカジュアル用に使える帯は残念ながらいただいたものの中にはなかったので、礼装用の九寸名古屋帯と袋帯を練習用にと使っていました。

初めてのお誂えは着付け教室でしました

着付け教室が始まった頃はそんな感じでいただきのお着物でずっと過ごしていたのですが、着付け教室に何度か通ったとき、お着物の格やお着物の種類について勉強する日があり、そのときに着付け教室に織元の方が沢山の反物や帯を引っ提げてお話をしてくださいました。

いわゆる産直会というか、販売会ですね。織元の職人さんが御自身の商品について熱心にお話ししてくださり、次次に美しい反物や技術を凝らして織り上げた帯をあわせて見せてくださいます。

お話が終わると、実際に自分の体に反物を合わせて仕上がりのイメージをみる時間になります。スタッフの方が一人つきっきりでこんな反物もいいんじゃない?帯はこんな感じ?とコーディネートを一緒に考えてくれて、気に入ったものがあれば反物と帯を体に合わせてくれます。

試着のときのコツはタートルネックでは行かないことですね。襟元に嘘つき襦袢の半襟をつけて、その上に反物を着物の形のように腰紐やクリップを使いながら身に纏わせてくれるのですが、着物の色と自分の肌の色の相性をみるのに首部分ってとても大切なので、それが隠れてしまうハイネックやタートルネックはやめておいた方がいいと思います。

初めてお誂えをしたのは11月の下旬のことだったのですが、この時期、私は娘の卒園式、入園式に着ることができるお着物を欲しいと思っていました。

当時のいただき着物は小紋が3着、紬が1着、付け下げが1着だったのですが、式事に使えそうなのは付け下げのみ。しかし付け下げは袖丈が48センチより長く、長襦袢に合わなかったのでお直しが必要という状態でした。

しかもお直しをしてまで着たいほど気に入ってる?と聞かれると少し迷う感じだったので、もし気にいるものがあれば自分用に1着欲しいなと思っていたのです。

たくさんの反物が所狭しと並べられ、参加した皆様の熱気もすさまじいなか、いくつか気に入った反物を選び出して体に当ててみて、クリーム地の西陣御召と白系の帯、この組み合わせに合わせる帯締と帯揚も一緒にコーディネートして、これらを一揃え購入しました。

この後、身丈、身幅、裄丈を測ったり、撥水加工などのオプション、お仕立代などを計算してお支払い。

約2ヶ月で仕上がったお品が到着しました。

以上が簡単にお誂えの体験だったのですが、お着物は決して安い買い物ではなく、せっかく買ったお着物なのに一回とか二回とかしか着ていないのにそのまま箪笥の中に眠ることになったということにならないためにも、よく検討して購入されるといいと思います。

お誂えに関して、いくつか気をつけたほうがいいなと思うことがあるのでそのことも書きたかったのですが、ちょっと長くなってしまったので、また明日書きたいと思います。

もえ

シェアする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。